タイRCEP始動/日中向けの輸出拡大に期待/RCEP輸出額、1月は2億8500万バーツ

2022年02月21日 (月曜日)

 日本や中国、韓国、東南アジア諸国など15カ国が加盟する地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が今年1月1日に発効し、タイから日本や中国への輸出増加が期待されている。開始から1カ月の輸出額は2億8500万バーツだった。「プラチャーチャート・トゥラキット」の最新号が報じた。

 貿易局によると、RCEPを利用したタイから加盟各国への1月の輸出額は2億8500万バーツで、最大の輸出先は日本だった。鮮魚、魚加工品、ツナ、繊維製品などの輸出が多かった。2位は中国向けで7300万バーツ。ドリアン、ロンガン(竜眼)、ココナツなど生鮮果物が多くを占めた。

 RCEPでは輸出品の原産地規則について第三者証明制度と自己申告制度の2種類が用意されており、タイでは1月に装飾品、加工食品、電気製品、衣料品などの輸出業者19社が登録を行った。原産地規則については自由貿易協定(FTA)とRCEPの間で条件が異なるため、貿易局は輸出業者がより有利なルールを活用できるよう、首都バンコクと地方の主要都市で近く説明会を開催する。RCEPを効率的に利用できる態勢を整える狙いだ。[NNA]