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トンボ1129デザインコンクール/和を取り入れた作品が最優秀賞に/受賞作発表

2021年11月30日 (火曜日)

 トンボは11月29日の“いい服の日”に、第12回「トンボ1129デザインコンクール」の受賞作品を専用サイトで発表した。過去最多となった昨年の1万6627点を大きく上回る1万9147点の応募があったことに加え、応募校数も前回から188校増え、1335校となった。制服デザイン部門には6657点の応募があり、兵庫工業高校(神戸市)3年の本田天音さんの作品、「選択肢のある和制服」が最優秀賞に輝いた。

 本田さんの作品は、スラックスに袴を取り入れるなど、和服と制服を組み合わせたデザインが特徴。性別を問わないデザインを意識し、男女に明確に分けられたものではなく、自分が着たい制服を選択できるようにという思いを込めた。

 体育着デザイン部門の最優秀賞には土浦湖北高校(茨城県土浦市)3年の飯島彩矢さんの「和を取り入れた動くための服」が選ばれた。和テイストながらも動きやすさを重視。トランスジェンダーの人も着用できるように男女で色を分けることはせず、女子向けは体のラインに沿ったフィットするデザインに仕上げた。

 同コンクールは「11月29日」の語呂合わせで制定し、2007年から進めるブランディング活動の一環。制服のコンクールが中心だったが、18年から体育着のコンクールも始め、19年からは制服と体育着合わせての実施に切り替えた。

 例年、表彰式とファッションショーを開催しているが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、昨年に引き続きオンラインでの発表となった。中学校、高校、中高一貫校から作品を募集。今回はデザイン部門(制服6657点、体育着1160点)、プリント部門(9365点)、アイデア部門(1965点)から最優秀賞、優秀賞、入選作品を選んだ。