「インターテキスタイル上海」/9日から開催へ/全員にPCR検査義務付け

2021年10月04日 (月曜日)

 【上海支局】服地と副資材の国際展示会「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」が9~11日、上海で開かれる。新型コロナウイルスの局地的な感染発生が続き、開催が危ぶまれたが、主催者は9月30日、PCR検査を来場者や出展者全員に義務付け、「安全で高効率の展示会」にすると発表した。

 入館には、48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書の取得が必要になるほか、健康状態を示す「随申コード」と「緑色行程コード」、身分証(外国籍はパスポート)の提示が必要になる。展示会場には臨時のPCR検査場を設置する。

 同展は、糸の展示会「ヤーンエキスポ」、リビング関連展「インターテキスタイル上海ホームテキスタイル」、ニット・OEM展「PHバリュー」、アパレル展「CHIC」の4展示会と同時開催する。当初は8月25~27日に開かれる予定だったが、新型コロナ禍の影響で10月9~11日に変更された。