三菱ケミカルの生分解性樹脂、資生堂が採用

2021年06月09日 (水曜日)

 三菱ケミカルの生分解性樹脂「BioPBS」、フタムラ化学(名古屋市中村区)のセルロースフィルム「AZ-1」が5月に発売された資生堂の日焼け止め「クリアサンケアスティック」のパッケージに採用された。

 クリアサンケアスティックは資生堂が初めて外装に生分解性フィルムを使用した新製品。外袋の内面とチャック部分にBioPBSが、外面にAZ-1がそれぞれ採用された。

 環境配慮に優れた機能に加え、BioPBSは高いシール性、加工性、柔軟性が、AZ-1はコシと印刷適性が評価され、今回の採用に至った。