SMP株を譲渡 シノペックに/三菱ケミカル
2021年05月14日 (金曜日)
三菱ケミカルは持分法適用会社である中石化三菱化学聚タン酸●(SMP、中国北京市)の保有株式を10月末をめどに中国石油化工股フン(シノペック、同)に譲渡することで同社と合意した。
SMPは三菱ケミカル、三菱エンジニアリングプラスチックスの共同投資会社であるPCR・インベスツメンツ・ジャパン(PCRIJ)とシノペックとの合弁で2009年に設立され、ビスフェノールA、ポリカーボネート樹脂の製造・販売を行ってきた。
しかし、三菱ケミカルホールディングスグループの中期経営計画に基づいたポートフォリオ改革の一環として、PCRIJが保有するSMPの全株式をシノペックに譲渡することを決めた。
(●は酉に旨)