スポーツ用品ワリックスがオンライン通販会社に転換/タイ

2021年04月14日 (水曜日)

 「ワリックス」ブランドのスポーツ用品・衣料を製造販売するタイのワリックス・スポーツは、オンラインの総合的なスポーツ用品販売会社を目指す。新型コロナウイルス感染症の流行で事業環境が変化する中、計画を見直した。「クルンテープ・トゥラキット」がこのほど報じた。

 従来は自社ブランドの国際化を掲げていたが、今後は米インターネット通販大手アマゾン・コムをモデルに、他社ブランドを含めてスポーツ関連用品・食品を手掛けるオンラインプラットフォームを開発する計画。アシックスのシューズや米ガーミンのウエラブル端末、ビタミン剤、栄養補助食品などを取り扱う計画という。

 タイ証券取引所(SET)に上場して2億~3億バーツを調達する計画で、調達資金は電子商取引(EC)サイトの開設に必要なソフトウエアや人工知能(AI)、ビッグデータの開発に充てる。一方、自社倉庫の建設は取りやめ、テレビ通販最大手TVダイレクトのサービスを利用する。

 海外事業ではマレーシア、シンガポール、インドネシア、日本に子会社を設立する。日本では2023年から明治安田生命J2リーグ所属チームのサプライヤーを務める。

 ワリックスは、5年以内に売上高を現在の5億バーツ超から20億~30億バーツに引き上げる計画。事業別の売上構成比は、現在のスポーツ用品90%からEC50%に変化すると見込む。

[NNA]