海洋生分解性を確認/三菱ケミカル「フォアゼス」

2021年04月14日 (水曜日)

 三菱ケミカルは植物由来の生分解性樹脂コンパウンド「フォアゼス」によるフイルムで実施していた海洋生分解性試験で、このほど1年間で約90%が分解されたとの結果を明らかにした。

 国際基準ISOに準拠した試験を第三者機関で実施しており、フォアゼスで製膜した厚さ25マイクロメートルのフイルム(試料提供はキラックス)が1年間で約90%分解されたという。

 今回のグレードを使用したレジ袋が大分県中津市の中津まちづくり協議会に採用された。レジ袋としては初めての採用で、4月から同協議化の会員事務所や市内の小中学校に配布される。