三菱ケミカル/3Dプリンティング用樹脂拡大/市場の伸び以上の成長を
2021年01月13日 (水曜日)
三菱ケミカルは3Dプリンティング用樹脂のグローバルな需要が年率10%程度で伸びていくと見ており、今後も同用途での取り組みを強化し「市場の伸び以上の事業成長を実現したい」としている。
同社は2018年、グループ内に分散していた3Dプリンティングに関する研究機能や事業を高機能ポリマー部門に集約し3Dプリンティング用樹脂事業に参入した。
その後。同事業に関連するオランダの企業、デンマークの企業、ドイツの企業などを買収、出資、業務提携し陣容を拡大してきた。
デザイン性の向上に寄与するだけでなく、使用材料の削減、製作・物流リードタイムの短縮によるCO2低減などをもたらす3Dプリンティングでの取り組みを強化し、社会・環境問題の解決に寄与したいとしている。