不適切取引再発防止策と処分発表/ダイワボウホールディングス

2021年01月05日 (火曜日)

 ダイワボウホールディングスはこのほど、昨年発覚した旧ダイワボウノイ(2020年4月1日付で同じく子会社である大和紡績に吸収合併)での不適切取引に対して再発防止策と関係者の処分を発表した。

 再発防止策として、コンプライアンス教育の強化などによる「コンプライアンス意識の醸成と企業風土の改革」、人的リソースの再配置も含めた「グループ会社における内部統制の強化」、組織改革による「グループガバナンス体制の再構築」に取り組む。

 不適切取引の行為者は子会社の役員に転籍していたが既に解任している。今回、管理責任を明確にするために役員報酬を社長と専務は50%、常務は20%、常勤監査役は10%それぞれ2カ月間減額する。