ミャンマー実証事業 UNIDOが採択/三菱ケミカルアクア・ソリューションズ

2020年12月16日 (水曜日)

 三菱ケミカルのグループ会社である三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(MCAS、東京都品川区)がミャンマーで取り組む膜ろ過浄水装置を利用した分散型給水システムの実証事業が、このほど国際連合工業開発機構(UNIDO)が実施する「開発途上国の感染症予防に向けたSTePP技術の実証・移転による海外日本企業支援事業」に採択された。

 ミャンマーでは安全で清潔な水を安定供給するインフラが不十分なため、MCASは都市部で感染症予防の観点から重要度の高い病院に膜ろ過浄水装置を導入し、現地パートナーと連携しながら分散型給水システムの実証を行っている。

 今後もUNIDOをはじめとする国際機関等と協力し、安全で清潔な水を安定して供給できるソリューションをグローバルに提供していく。