旭化成と東華大学/中国で「ベンベルグ」裏地のオンラインセミナー

2020年10月27日 (火曜日)

 【上海支局】旭化成は23日、中国・東華大学職業服研究所とともに、キュプラ繊維「ベンベルグ」使いの裏地についてのオンラインセミナーを開いた。ユニフォームを手掛ける縫製工場や、アパレル関係者ら130人超が視聴した。

 事前申込制を採り、申し込んだ参加者にあらかじめスワッチブックを郵送した。参加者は当日、スワッチを触りながら動画を視聴した。

 セミナーの冒頭、旭化成ベンベルグ事業部の関係者が、ベンベルグ裏地の機能面の優位性やサステイナブル素材であることを説明。続いて東華大学関係者が、旭化成とともに実施した中国人ビジネスマンの着用試験の結果などについて発表した。

 同社は昨年から中国で、ベンベルグ裏地のプロモーションを強化している。昨年9月には今回と同じ内容のセミナーを、生地の国際展「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」の会場で行った。

 今年も同様の形式で開く予定だったが、新型コロナウイルス禍の集客への影響を考慮し、オンラインでの開催に変更した。