化粧品ECとシナジー狙う/伊藤忠

2020年04月30日 (木曜日)

 伊藤忠商事は28日、化粧品電子商取引(EC)プラットフォーム「ノイン」を運営するノイン(東京都新宿区)の一部株式を引き受けた。ブランドビジネスとのシナジー創出を狙う。

 ノインは2017年に化粧品ECプラットフォームを立ち上げ、現在では自社アプリ「ノイン」のダウンロード(DL)数が250万DLを超えるなど好評を博している。

 伊藤忠は中期経営計画で「商いの次世代化」を掲げており今回の一部株式取得もその一環。「化粧品事業とブランドビジネスの親和性は高い」と見て、ノインとの協業により新規ブランドの導入、既存ブランドのライセンス拡大、EC事業やデータマーケティング事業などさまざまなシナジー創出を目指す。