伊藤忠商事/サステなどで独自素材/19日から20秋冬展示会

2019年11月15日 (金曜日)

 伊藤忠商事繊維カンパニーのファッションアパレル部門は20秋冬向けに、ファッション、サステイナブル(持続可能な)、テクノロジー、ブランドの4テーマを切り口にして素材や製品を提案する。19~21日に東京本社(東京都港区)で20秋冬展示会を開き、モノをインターネットにつなげるIoTを活用したシステムなど次世代を支えるサービスも含め、同部門の総合力を結集して展示する。

 20春夏から展開する、独自のケミカルリサイクルポリエステル「レニュー」を今回も打ち出す。チュールスカートやオーガンジーのブルゾンなど、多様な製品を通じ、レニューの魅力を発信する。

 米国のザ・ライクラ・カンパニーのスパンデックス繊維「ライクラ」は、水着からスーツ、オートクチュールまで幅広い用途に提案する。

 6年目を迎えるラムウール「ハミルトン・ラムウール」については、高評価の定着につながった品質を訴求する。原料のスーパーファインメリノを独自ルートで調達しているため、トレーサビリティー(追跡可能性)を確立している点もアピールする。