米中問題などで減収減益/三菱ケミカルホールディングス 19年4~9月期
2019年11月06日 (水曜日)
三菱ケミカルホールディングスの2019年4~9月期連結決算(IFRS)は、売上収益1兆8276億円(前年同期比2・9%減)、コア営業利益1307億円(30・1%減)、税引前利益1224億円(33・1%減)、純利益813億円(32・4%減)で減収減益だった(短信既報)。
米中貿易摩擦などの影響で自動車用途や半導体などを中心に一部製品の需給が緩和したことなどから数字が伸びなかった。炭素繊維は自動車メーカーとの取り組み強化が奏功して販売が増加。繊維事業はトリアセテート繊維などの高付加価値品の動きが堅調だった。
通期業績予想は売上高3兆7650億円、コア営業利益2500億円、税引前利益2210億円、純利益1310億円。