伊藤忠商事/第8カンパニー新設/繊維は純利益330億円を

2019年05月07日 (火曜日)

 伊藤忠商事は2019年度(2020年3月期)の連結純利益を5千億円(前期比5億円減)で計画する。うち繊維は330億円(32億円増)。「新しい商社像」に向けて、連結純利益300億円程度になる「第8カンパニー」を7月に新設する。

 今年度は持続的成長基盤の構築に向けて「成長投資の着実な実行、高効率経営の継続」「新しい商社像に向けて」「バランスを追求したキャッシュ・アロケーション」「サステイナビリティ施策の着実な推進」を掲げる。

 このうち、新しい商社像に向けて、マーケットインの発想、商品・タテ割り文化の打破を促進するため、第8カンパニーを7月に新設する。消費者接点に関連する主なビジネスの資産、人材を移管して新たな組織改編を行う。連結純利益で300億円程度の規模を想定する。