次世代コップに選定「BioPBS」/三菱ケミカル

2019年04月04日 (木曜日)

 三菱ケミカルの関連会社PTT MCCバイオケム(タイ・バンコク)が展開する生分解性プラスチック「BioPBS」で商品化された紙コップが、ネクストジェン コンソーシアムが主催する次世代のコップを表彰するコンテスト「ネクストジェン カップ チャレンジ」で最もイノベーティブなカップの一つに選ばれた。

 ネクストジェン コンソーシアムは米スターバックスやマクドナルドが設立したコンソーシアム。世界的な食品包装廃棄物問題を解決するために活動しており、同チャレンジは最初の取り組みの一つ。

 BioPBSによる紙コップは既に店舗での使用実績が3年以上に及んでいる。今回、同チャレンジのために開発した新しい紙コップは家庭用コンポストを使い常温で処理できるように改良されており、50カ国以上から応募された480点のアイデアの中から12の受賞者の一つに選ばれた。