伊藤忠/デサントへのTOB成立/持ち株比率4割に

2019年03月18日 (月曜日)

 伊藤忠商事は15日、子会社のBSインベストメントを通じて1月31日から行っていたデサントに対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。応募は伊藤忠が目標としていた721万株に対して1512万株となり、これまで約3割だったデサント株の保有比率が4割に達した。

 保有比率が3分の1を超えたため、伊藤忠はデサントの経営上の重要事項に対する拒否権を持つこととなった。

 一方、デサントは「伊藤忠商事によるTOBが終了したので、話し合いを再開したい」とコメントした。