三菱ケミカルHD 越智社長/飛躍へ開発や改革を/化学の進化「面白い」

2019年01月17日 (木曜日)

 三菱ケミカルホールディングス(HD)は、継続的な成長のための基盤を固める。越智仁社長は「2030年までの位置付けが非常に重要になる」とし、さまざまな開発や改革を行うなど、将来の飛躍に向けた施策を積極的に進める。15日に東京都内で開いた記者懇談会の場で言及した。

 越智社長は、先行きを不安視する声は多いと前置きした上で「化学の進化は面白い。そうした意味でも三菱ケミカルHDグループの今後は楽しみだと感じている」と強調。現在は多極化したグローバリゼーションの中での成長が求められる時代であり、「日本企業にもチャンスがある」と語った。

 記者懇談会には、越智社長のほか、三菱ケミカルの和賀昌之社長、生命科学インスティテュートの木曽誠一社長らが出席した。