三菱ケミカル「コアブリッド」混ロープ/国際標準化機構が承認/帯電防止性能の試験方法で
2018年12月21日 (金曜日)
三菱ケミカルによると、導電アクリル「コアブリッド」混で商品化した帯電防止ロープの除電性を評価する試験方法が国際標準化機構(ISO)から承認されISO規格(ISO20615)として発行された。
三菱ケミカルは髙木鋼業(高松市)との共同で静電気帯電防止繊維ロープを開発しマーケティングを進めていた。しかし、これまで繊維ロープの帯電防止性能を担保する国際的な基準は存在していなかったという。
このため、ISO20615の発効でコアブリッド混ロープが客観的に評価されたことが「今後の拡販につながる」とみている。