「AFF・東京2018」出展企業ピックアップ(9月26~28日、サンシャインシティ文化会館)(2)
2018年09月13日 (木曜日)
〈ダウンウエアなど出展/乳山市佳利製衣〉
2001年創業のニットを強みとしたアパレルメーカー。ドイツ製コンピューター横編み機54台などを持ち、さまざまなゲージ数のセーターや手編み製品、ニットと布帛製のメンズ、レディース、キッズウエアを生産する。
同社の主な輸出先は日本、米国、イタリア、英国など。
年商は2千万ドルで、日本向けが50%を占める。日本の顧客は、大手カジュアルウエア専門店、百貨店アパレル、紳士服専門店などを含む。
今回展では、秋冬向けのダウンウエア、ニットと布帛製生地を組み合わせたレディースのブランス、メンズのシャツなどを訴求する。
〈得意製品はストローハット/海曼尼〈天津〉服飾〉
2010年創業の帽子メーカー。レディースのニットキャップ、ストローハットの生産を得意とし、米国、豪州、韓国、日本などに輸出している。
近年の年商は80万ドル。日本向けの年間取扱高は約8万ドル。日本市場の開拓余地はまだ大きいことから、今後さらに開拓に力を入れていく。
今回展では、夏向けのファッション性を追求したレディース帽子、細編み麦わら帽子、ラフィア帽子、日本素材使いのペーパーハットをアピールする。
〈日本向けに強い商社/常州金壇晟熙服装〉
中国の協力工場8軒で日本向けアパレルを生産。社員は日本向けに長年従事するベテランが多い。商品は布帛製レディースとメンズで、ニットと組み合わせた製品を特に得意とする。小ロット・短納期に対応している。
近年は、付加価値品と短納期の製品の生産に特化している。この戦略が当たり、売上高は毎年成長を続けている。17年売上高は300万ドル。
今回展では、布帛製パンツやアウターなどの新製品を訴求する。
〈高級ファッション訴求/南通天一服装〉
1996年に創業した日本向け専業のアパレルメーカー。生産背景は南通とカンボジアの自社工場と、協力工場15軒で、小ロット・短納期対応を強みとする。17年売上高は260万ドル、取扱量は50万着。
カンボジアには自社工場3軒を持つ。業容拡大に向け、来年初めに第4工場を設けるか、第1、2工場を合併・拡大することを検討している。
初出展の今回は、フォーマルウエアなどの各種高級ファッション衣料をアピールする。
〈日本向けニットウエア専業/大連正霊紡織品進出口〉
日本向けのニットウエアを協力工場5社で生産している。主力アイテムはセーターと、コーディネート用のニットウエアと布帛製シャツ。
近年の年商は約100万ドル。1アイテム千~3千着の生産を得意としている。
これまでAFFでは大阪展に5回、東京展に5回出展。今回展では、コストパフォーマンスの高い各種セーターをアピールし、直接取引できるアパレルブランドの顧客開拓を目指す。