日印国際産業振興協会/27日から「ITF」/インド繊維産業の魅力発信
2017年09月11日 (月曜日)
日印国際産業振興協会は27~29の3日間、第3回「インドトレンドフェア東京2017(ITF)」をベルサール渋谷ファースト(東京都渋谷区)で開く。
インド政府繊維省関連団体のAEPCとHEPC、在日インド大使館などの特別協力により、欧米の大手ファッションブランドの既製服や刺しゅう、アクセサリーの製造を請け負う企業や、日本のデザイナーとのコラボレーションなどを望むインド企業約70社が出展。インドファッションだけでなく、欧州やアジアに影響を受けたファッション&生活文化を発信する。
出展企業はインド全土に及び、パニッドからはベッドリネン▽カルールからはテーブルリネン▽ティプールからはヨガウエア▽デリー・ノイダリエからはヤングアパレルブランド▽ジャイプールからは小規模から大規模まで対応可能な製造業――がそれぞれ出展する。
初日にはインドテキスタイルを紹介するため、インドブランド エクイティー ファウンデーションがスポンサーとなる「ITFファッションショー2017」を開催。28、29日にはインドカルチャーイベントを行う。
インド繊維産業は「メイク・イン・インディア」を公約に掲げるモディ政権の中で、最重要産業に位置付けられている。昨今のEPA(経済連携協定)の繊維製品に対する関税撤廃により、日本企業からも発注先、仕入先、生産拠点として注目されている。ITFを通して、この動きをより一層加速させる。