ミャンマーに合弁会社設立/三菱ケミカルGのウェルシィ
2017年07月11日 (火曜日)
三菱ケミカルのグループ会社であるウェルシィはこのほど、ミャンマーの水処理企業であるミャンマー・ウオーター・エンジニアリング&プロダクツ(MWEP)と合弁で水処理・水質分析事業などを行うMWアクア・ソリューションズを設立した。10日から営業を開始している。資本金は75万ドル。出資比率はウェルシィ60%、MWEP40%。
ミャンマーではヤンゴンなど大都市でも水道普及率の低さや水道施設の老朽化から上下水道システムの整備が課題となっている。このためウェルシィは2014年からMWEPと共同でマーケティングを開始し、16年からはヤンゴン管区内で河川を水源とする飲料水供給設備の実証試験を実施するなど水処理分野での市場開拓を進めてきた。今回、合弁会社を設立することでミャンマーで上下水道を中心に水処理や水質分析事業などを本格的に開始する。