面ファスナー技術で受賞 今後の発展性評価される/帝人フロンティア
2017年07月05日 (水曜日)
帝人フロンティアが展開するポリエステル繊維製面ファスナー「ファスナーノ」が、日本繊維機械学会が主催する「平成29年度日本繊維機械学会賞」で「技術賞」を受賞した。市場ニーズに応じて今後の発展が期待できることなどが評価された。
ファスナーノは、一方がポリエステルナノファイバー「ナノフロント」のパイル生地、もう一方がポリエステル立毛生地という構成。高い接着力を持つほか、わずかな力で容易に着脱できる。今回の受賞は、将来の発展性に加え、ナノフロントの特徴を生かす技術なども認められた。
日本繊維機械学会賞は、繊維や繊維機械に関する研究または技術開発の中で、創意があり、技術的に高い価値を有する業績を挙げたものに贈られ、同学会の会員が対象となる。