三菱ケミカル/18春夏に新素材5点投入/「ソアロン」50周年記念も
2017年04月28日 (金曜日)
三菱ケミカルは18春夏テキスタイルとしてトリアセテート繊維「ソアロン」使い「ネオミッション」「ユーフィー」「アーテリア」「マイエール」、ポリエステル長繊維「ソルーナ」使い「ネオノルディス」の5点を新たに開発し、市場投入する。
ネオミッションは強撚ビスコースのようなナチュラルな質感が特徴。つやとほどよい膨らみのある密度がジャージーのようなドレープ性、ソフトタッチを実現した。ユーフィーはトリアセテート・ポリウレタン複合によるエレガントスポーティー素材。ドライタッチが生み出す清涼感と弾力が特徴。アーテリアは新梳毛調素材。膨らみとソフトな風合いが上品な存在感を演出する。マイエールは上質なつやがノーブルな美しさを表現する新質感素材。清涼感が快適な着心地を実現する。
一方、ソルーナ使いのネオノルディスは、こだわりを進化させた定番。糸に繊細な太さと細さがある形状がナチュラルな表情を作る。強撚によるソフトドライタッチやゆったりとした密度が作るドレープ性も特徴。
これら新商品は5月11日から12日まで時事通信ホール(東京都中央区)で開催する18春夏テキスタイル素材展で披露する。今回は「あいだノチカラ」をテーマに自然と人工の美しさを兼ね備える半合成繊維「ソアロン」の魅力を打ち出す。また、今年でソアロン生産開始50周年を迎えたことから、「未来を創る 美を彩る ソアロン50 th アニーバーサリー」をテーマに記念展示も実施する。