不透明な時代こそ足元見据え経営を/伊藤忠・藤花会開く

2017年02月01日 (水曜日)

 伊藤忠商事が北陸産地の繊維取引先とで構成する福井藤花会、金沢藤花会、その若手メンバーの集まりである若藤会との合同新春講演・懇親会が1月30日、約110人が出席し福井市の県国際交流会館で開かれた。

 同社の小関秀一代表取締役専務執行役員・繊維カンパニープレジデントは「来2018年は明治維新から150年。その間、戦争、恐慌、震災などに先輩方は立ち向かった」と述べ、不透明、先が読めないといわれる時代だからこそ「一喜一憂せず、足元をしっかりと見据えた企業経営が大切」と強調、「『繊維』の看板を外さず、あらゆる分野で産地企業の役に立ちたい」とあいさつした。