機能樹脂3種類を開発/ユニチカ
2016年03月23日 (水曜日)
ユニチカは22日、機能樹脂を3種類新たに開発したと発表した。樹脂事業の成長戦略商品として機能樹脂の開発・販売に力を入れており、2020年には売上高250億円を目標に置く。今回、開発したのは、射出発泡ポリアミド樹脂「フォーミロン」(商標登録出願中)、ポリアリレート樹脂「UポリマーTシリーズ」、ポリアリレート樹脂低分子量タイプ「ユニファイナーVシリーズ」の3種類。
フォーミロンは表面外観に優れた射出発泡ポリアミド樹脂で、軽量化と優れた表面外観を両立できる。自動車部材などで高まる樹脂製品の軽量化の取り組みに寄与することを期待している。
UポリマーTシリーズは高レベルの耐熱性と透明性を両立した射出成形用材料。高い耐熱性でありながら、射出成形工程にも適合し、幅広い用途に向く。
ユニファイナーVシリーズはエポキシ樹脂に配合することで耐熱性の向上、誘電率・誘電正接の低減が期待でき、幅広い用途、使用方法への適用が可能。