世界最大規模MMAプラント中東建設へ/三菱レイヨン
2014年06月30日 (月曜日)
三菱レイヨンはサウジ基礎産業公社(SABIC)と進める、サウジアラビアでのメタクリル酸メチル(MMA)モノマーとアクリル樹脂成形材料(PMMA)プロジェクトで、同国のアルジュベイル地区にMMAモノマーとPMMA製造を目的にした合弁会社設立を決定し、台湾のCTCIにプラント建設を発注した。
合弁会社のサウジ・メタクリレートは資本金13億5000万サウジリヤル(約3億6000万ドル)で9日に現地で設立登記。三菱レイヨンとSABICが50%ずつ出資する。
このプラントは年内をめどに建設に着手する。MMAモノマーの生産能力は世界最大規模の年産25万トン、PMMAも4万トン規模で、2017年半ばの営業運転開始を目指す。