東洋紡STC/新ニット「モアナ」提案/機能にカジュアルプラス
2013年12月06日 (金曜日)
東洋紡STCは、15春夏のスポーツ向け素材として、ポリエステル長繊維使いニット「モアナ」を提案する。
モアナは、スポーツ用途としての機能を持ちながら、カジュアルテーストを前面に出した素材。ポリエステル長繊維100%による高強度や吸汗速乾性とともに、生地の表裏で編みゲージ差を付けるクォーターゲージニットによるダブルフェースなどで表面感や肌触り、短繊維調などにこだわった。
大量発汗対応素材「メガテックドライプラス」は、ウエアの肌側にダブル十字断面撥水ポリエステルを凸状に配置することで大量発汗時に吸水層へ移行した汗が逆戻りせず、さらに点接触なため、肌側をドライに保つ。
好調な軽量高密度織物では、ポリエステル使いの「シルフローラエール」を新たに開発した。
2013年4~9月は、軽量高密度織物の欧米向け輸出が伸びた一方、ニットは前年並みだった。