香港貿易発展局/東京でシンポジウム/日本―香港ビジネス連携

2012年04月16日 (月曜日)

 5月に東京・大阪で開催される日本―香港のビジネス連携をテーマにしたシンポジウム「シンク・グローバル シンク・ホンコン(TGTHK)」で、主催の香港貿易発展局は12日会見し、2会場のプログラムを発表した。

 TGTHKは香港をプラットホームにしたアジア市場進出を促進する。企業トップや政府、中小企業経営者、サービスプロバイダー、学術界など2000人以上が参加する予定。東京は15日にホテルニューオータニ、大阪は17日に帝国ホテル大阪で開く。午前9時15分に始まる2会場共通のメーンシンポジウムでは香港特別行政区行政長官のドナルド・ツァン氏、同局総裁のフレデリック・ラム氏、香港・日本経済委員会委員長/香港中華総商会会長/新華集団会長のジョナサン・チョイ氏が登壇。東京会場では東芝相談役で日本商工会議所会頭の岡村正氏が基調講演する。

 午後2時からは分科会。約60人の日本、香港、中国の企業、官公庁の要人による情報提供と意見交換が行われる。東京が(1)アジアのクリエイティブハブ香港(2)拡大する日本技術の対中輸出機会(3)日本ブランド対中/アジア輸出(外食産業など)(4)人民元国際化と香港の役割(5)制度インフラ(国際税務/法務)(6)広東省・香港経済融合への展望の6テーマ。大阪は(2)(3)(5)の3テーマ。

 並行して健康食品、ヘルスケア分野、デジタルコンテンツ・IT分野、製造技術、環境技術分野の個別商談会、香港企業の実務家による無料個別相談会も開催する。