香港貿易発展局/5月に対日販促事業「シンク・グローバル シンク・ホンコン」東西で開催
2012年03月16日 (金曜日)
香港貿易発展局は5月、香港特別行政区政府ドナルド・ツァン行政長官の来日特別シンポジウム「シンク・グローバル シンク・ホンコン(TGTHK)」を5月15日にホテルニューオータニ東京、同17日に帝国ホテル大阪で開催する。中国における世界市場の玄関口としての香港の特徴と可能性を、アジアや中国への進出を検討している日本に発信、ビジネスマッチングにつなげる。日本貿易振興機構、中小企業基盤整備機構が共催する。
経済成長を続ける香港は対中輸出額、対中投資額が増大しており、経済競争力は世界トップ水準、1人当たりの所得も日本に接近している。2011年スイスで開催された世界金融フォーラムで発表された金融センター世界ランキングでは世界1位となった。
好況を受けて同局は昨年、「シンク・アジア シンク・ホンコン」をロンドンで開催。今回は震災の復興支援と経済交流を図るため日本での開催を決めた。
プログラムは、東京、大阪とも9時半から正午までメーンシンポジウムが行われる。ツァン長官と同局、香港金融管理局、香港中華総商会のトップ、日本からは日本商工会議所の岡村正会頭が参加する。
午後2時から5時まで分科会によるセッション。最新の情報発信と新たなビジネスへの可能性を探る。テーマは(1)クリエイティブ産業(2)科学技術産業(3)日本ブランド対日輸出(4)金融産業(人民元国際化)(5)制度度インフラ(国際税務/法律)(6)広東省・香港合作展望。大阪は(1)(2)(3)のみ行われる。