伊藤忠商事／イズミヤと資本・業務提携

2010年02月15日 （月曜日）

　伊藤忠商事とイズミヤは１２日、資本・業務提携を締結すると発表した。

　伊藤忠商事の保有するグローバルネットワーク、調達・情報技術、物流ノウハウのリテールサポート機能と、イズミヤの店舗ネットワークと顧客購買履歴情報、商品開発機能を結びつけ、相互の企業価値を高める。とくに商品開発や、中国事業展開で共同取り組みを推進する。

　また、伊藤忠商事がイズミヤの株式を取得することで合意。伊藤忠は３月１日に、イズミヤが自己保有する普通株式３％、伊藤忠グループ会社が別途２・３％を、第三者割当による自己株式処分により引き受ける。

　伊藤忠商事は、中期経営計画で生活消費関連を最重点分野に位置づけ、リテール関連企業を積極的に支援してきた。イズミヤは関西を中心にＧＭＳ、ＳＭ、スーパーセンターの３業態で８９店舗を展開する。