第7回OTEMAS迫る

2000年09月04日 (月曜日)

 来年十月八~十三日開催される「第七回OTEMAS」に向けて、国内の大手繊維機械メーカーがこのところ相次いで大規模出展を公表している。

 OTEMAS事務局によると、八月二十五日時点の主な日本企業の出展規模は豊田自動織機製作所と村田機械がそれぞれ千七百平方メートル、豊和工業が四百九十平方メートル、帝人製機テキスタイル・マシナリーが四百五十平方メートル、福原産業貿易が四百三十二平方メートル、日本マイヤーが四百二十平方メートルとなっており、各社とも積極的な出展計画を決定している。また、織機メーカーでは津田駒工業が千平方メートル、豊田スルザー販売が三百平方メートル、石川製作所が二百十平方メートル、平岩鉄工所が百八平方メートルの展示規模をそれぞれ確定した。

 「第七回OTEMAS」の申し込み締切日は今年十二月二十日になっていることから、これまで各企業とも出展の意向は示しても規模については明らかにしていなかった。しかし、ここへきて日本企業が大規模出展を確定したことにより、海外や日本の中堅企業、商社などの出展規模決定が一気に進むとみられる。

 現時点で海外企業として出展を決めているのはサビオ、シュランバーガー、ストーブリ、ストール、バマテックス、ピカノール、ベストエア、レクトラ・システムズなどおなじみの顔ぶれ。また、これらに今回初めて一万平方メートル規模で登場する「ITパビリオン」、中国や韓国のナショナルパビリオン、さらに二十社の出展が確定している台湾のグループ参加などを加えると、最終的にほぼ前回並みの規模になると、事務局ではみている。