カケン/韓国内販の手引き発行
2007年10月29日 (月曜日)
日本化学繊維検査協会はこのほど、韓国の法律改定に対応して、「韓国内販の手引き」を発行した。同国で繊維製品を販売する際に適用される法規定ほかを解説している。
韓国は、中国や東南アジアなどからの輸入品の増加に伴って、安全管理制度の変更を行った。新しい規定では、旧「安全検定制度」を「自立安全確認制度」に変更し、自立安全確認表示することになった。さらに工産品の品質表示は従来の勧告制度から安全・品質表示として義務化された。
旧安全検定制度は対象品目について、企業が自主的に安全検定を実施する。これに対して、自立安全確認制度は検査機関で安全性試験の検査を受け、自ら安全確認して産業資源部長に申告し、自立安全表示するものだ。