帝人、来秋冬へ新素材

1998年10月07日 (水曜日)

 帝人は99秋冬向けから強撚梳毛調ニット素材「ラピタス」とフィブリル調シルキー素材「レジェルテ-NEO」を発売する。

 「ラピタス」は特殊複合構造糸と撚糸技術の組み合わせにより、適度なハリ・コシ、反撥性、ウォーム感を持つ素材。また、糸の特性と撚り数の組み合わせで表面感を秋冬向けの梳毛調から春夏向けのポーラ調(ウール強撚調)まで自由に表現できる。

 同社では91年のポリエステル100%強撚ニット素材「フェブロ」の開発以来、「シルフィル」「タフィー」と次々に新素材を投入してきた。今回は競争が激化する強撚ニット市場で、新しい商品開発を求める声にこたえた。

 用途は婦人アウター全般で、生地値はアパレル入り段階で1,000~2,000円(W幅、メートル当たり)。来秋冬で1万反を販売する。

「レジェルテ-NEO」は、フィブリル化(繊維が縦方向に割ける)しやすい独自のポリマーから成り、新規の紡糸技術と高次加工技術でフィブリル化を安定させるとともに、特殊製糸技術により、糸の長さ方向にランダムで微小な太さの差を各単糸ごとに発現した。イージーケア性が高いのも特徴だ。

 用途は婦人用ブラウス、ドレス、スーツ、ボトムなど。アパレル入り価格は1メートル1,400~1,600円(112センチ幅)。同じく2万反の販売を見込んでいる。