スタイレム瀧定大阪/繊維再生培地で協働進展/造園業との取り組み開始

2022年04月26日 (火曜日)

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)は環境配慮商材、ポリエステル培地「トゥッティ」の社会への広がりを目指している。その一環としてこのほど、竹中庭園緑化(大阪府東大阪市)との協働を始めた。

 「花と緑のプロフェッショナル」を掲げる造園業の竹中庭園緑化とスタイレム瀧定大阪は、スタイレム瀧定大阪のオフィス内のグリーンの提供、メンテナンスを依頼する関係。このつながりから、「消費者に直接トゥッティを届ける活動を進めたい」というスタイレム瀧定の思いを具体化する取り組みが2021年9月から始まっていた。

 このほど、竹中庭園緑化のグリーンショップであるハンナ ナチュレント アプラたかいし店(大阪府高石市)と、竹中庭園緑化の公式オンラインショップでトゥッティの販売を開始した。

 スタイレム瀧定大阪は、トゥッティを社会に広めていくサステイナブルな取り組みとして「プラスグリーンプロジェクト」を立ち上げている。トゥッティは、廃棄される衣服や生地などのポリエステル繊維を再生した“繊維でできた土”(培地)。土の代替として、野菜、花、苗木など好きなものを植えることができる。

 「同プロジェクトは社外との協働が不可欠」とし、異業種との協働を今後も積極的に進めていく。