ベストドレッサー賞/各界で活躍する5人が受賞/政治・経済部門は伊藤忠の鈴木社長

2020年11月27日 (金曜日)

 メンズファッション協会(MFU)主催の「第49回ベストドレッサー賞」に伊藤忠商事の鈴木善久社長COOらが選ばれた。東京都内で25日に開かれた発表・授賞式には受賞者5人が登壇し、鈴木氏は「当社の岡藤正広会長CEOは繊維出身。今回の受賞を岡藤会長も社員も喜んでくれている」と語った。

 鈴木氏(政治・経済部門)のほか、日本舞踊・尾上流四代家元の尾上菊之丞氏(学術・文化部門)、俳優・アナウンサーの田中みな実さん(芸能部門)、俳優の中村倫也氏(同)、プロeスポーツ選手のときど氏(スポーツ部門)が選出された。eスポーツ選手が選ばれたのは今回が初めて。

 発表・授賞式では賞状とトロフィーがMFUの八木原保理事長、青木寶久筆頭副理事長から手渡された。鈴木氏は「普段は自分でコーディネートするが、今回は子会社のコロネットの皆さんが準備してくれた。(着こなしで)プロの手ほどきを受けるのも大事だと実感した」とコメントした。

 同日には、これからの日本の文化を創造する若手クリエーターを表する「第17回ベストデビュタント賞」の発表・授与式も行われた。今回はデザイナーの村上亮太氏(ファッション部門)ら4人が選ばれた。