トンボ調査/子世代の7割が体育着に満足

2020年06月18日 (木曜日)

 トンボは、体育着に関する調査結果を発表した。対象は中高生とその母親1千組。同社は2017年から、こうした学生服に関する調査を継続している。

 それぞれの世代の体育着に関する満足度では、親世代は7割近くが不満だったが、子世代は7割以上が満足という結果になった。

 親世代の不満の理由は、ブルマのデザインや機能、透けやすさなどが大半を占める。現代ではブルマが廃止になりハーフパンツが主流となったこともあるが、子世代はデザイン、機能ともに満足していることが分かった。親世代も、子供の体育着については速乾性などケアのしやすさから高く評価している。

 その他、授業以外での着用は子世代が「習いごと」52件、「コンビニなどへの買い物」49件など、親世代よりプライベートで着ているという結果に。着なくなった体育着については、親世代は「すぐに処分」が半数以上、子世代は約3割が「普段使い」と回答。

 エピソードについては、子世代は青春の思い出が、親世代は恋愛関係の回答が多かった。