伊藤忠商事/米・シューズメーカーと契約

2018年06月27日 (水曜日)

 伊藤忠商事はこのほど、モカシンシューズブランド「ミネトンカ」の日本市場での独占輸入販売権とマスターライセンス権を取得した。19春夏向けから本格展開を開始する。

 ミネトンカブランドのモカシンシューズは、1946年に米国ミネソタ州のミネアポリスでギフトショップの主力商品として販売を開始したもの。2000年代後半から10年初頭には米国、日本を中心にモカシンブームを巻き起こし、トップモデルやハリウッド女優の御用達ブランドとしても広く知られる。創業以来、手作りの高品質なシューズを作り続け、現在ではブーツ、スリッパ、サンダルなどへと展開アイテムを拡大、世界50カ国以上で販売されている。

 日本市場のメインターゲットは20代から50代の幅広い層の女性。トップウィンジャパン(大阪府吹田市)、アースマーケティング(東京都墨田区)、オージー(大阪市浪速区)、コンバースフットウェアの4社を通じ、全国の百貨店、セレクトショップ、専門店、量販店、ECサイト、テレビ通販など多様な販路でミネトンカブランドの商品を販売する。各社との協業を進めながら販売促進策を打ち出し、5年後には小売価格ベースで売り上げ50億円を目指す。

 主要商品の価格帯は、モカシンシューズ1万1千円~1万9千円、ブーツ1万2千円~2万3千円、サンダル3900円~1万5千円。