往来

2024年04月22日 (月曜日)

 「部下が増えて事業が拡大する、取引先が増え、パートナーが増えていく過程で仕事の喜びを感じていた」と話すのは、6月にクラボウの社長に就任予定の西垣伸二取締役兼常務執行役員。入社以来、半導体製造装置に使用される高機能樹脂製品の事業拡大に携わってきた。「私でなければ、もっと事業を早く大きくできたのではないかという反省点もある」と謙虚さを持ちつつも、「客先、サプライヤー、社員たちといった仲間づくりが事業化の側面だった」。社員には「楽しく仕事をして事業を伸ばせばいい」と考える。自身は「リーダーとして彼らが向かうべき方向性をしっかりと分かりやすい言葉で伝え、さらなる事業拡大につなげたい」と意欲を見せる。