『AFF大阪2024』 出展企業ピックアップ (4月9~11日、 マイドームおおさか)4

2024年03月29日 (金曜日)

初出展企業も意欲的

ボクサーブリーフ特化 青島明未来紡織

 2019年に設立されたボクサーブリーフ専門メーカー。プリント生地使いを得意とする。日本向けがメインで、日本のボクサーブリーフ市場で高いシェアを持つと自負する。

 近年の年間取扱高は500万㌦前後。日本向けは、引き続きボクサーブリーフのOEMを拡大しながら、自社ブランドの売り込みを図っていく。

 中国で人件費の高騰や人手不足が続いているため、海外生産参入を検討している。

 初出展の今回は、プリント加工により、個性とファッション性を追求した製品を打ち出す。

中・越でシームレスウエア生産 紹興英泰服飾

 2009年に設立されたインナーやヨガウエアなどのシームレスウエアのメーカー。中国工場の月産能力は150万着、ベトナム工場は90万着だ。輸出がメインで、仕向け地別売上比率は北米85%、欧州15%。主力の顧客は、フィットネスブランドや補正下着ブランド、スポーツブランドなど。

 日本向けは手掛けたことがない。今回展を機に、日本のインナー縫製企業やブランドとの取り組みを始めたい考えだ。

 今回展では、インナーとパフォーマンスウエアを出展する。ピマ綿やココナッツ繊維、コラーゲン配合糸、オーガニックコットンなどのこだわりの素材使いを訴求する。

セーターのメーカー 威海来利爾毛衫

 2008年に設立されたセーターのメーカー。3~14¥文字(G3-1007)に対応している。年間生産規模は約200万着。生産アイテムは、メンズ・レディース向けセーターをはじめ、毛布やペット用品、帽子など。幅広いセーター関連製品に対応する。

 強みは、研究開発力と生産管理能力の高さ。輸出は日本、韓国、欧米向けが多い。日本向けのほとんどは、商社経由で手掛けている。日本市場のニーズに合致した製品開発を進め、売り上げのさらなる拡大を目指す。

 初出展の今回は、各種素材を使った製品を紹介する。