TES会西日本支部/品質情報展を開催/JASTA50周年事業で

2022年10月17日 (月曜日)

 繊維製品品質管理士(TES)会西日本支部は11月11日、大織健保会館(大阪市中央区)で「TES品質情報展」を開催する。入場は無料(講演会は先着100人)。

 TES資格制度を運営する日本衣料管理協会(JASTA)は、昨年12月6日に設立50周年を迎えた。TES保有者の研鑽・交流の場であるTES会も50周年事業として東日本、中部、西日本、北陸・中国の各支部がTES品質情報展を開催する予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で延期していた。

 西日本支部による同展ではパネル展示や講演会を行う。パネル展示は本部企画として「衣料品の品質苦情はなぜなくならないのか」をテーマに約50点の苦情例とその原因と対策を、西日本支部企画では「関西の地元産業を盛り上げる」としてアイトス、泉工業、大津毛織の3社の取り組みを紹介する。

 講演会は同日午後1時半から。日本化学繊維協会の大松沢明宏技術グループ長が「持続可能な社会の実現を支える化学繊維産業」、東レの秋月健司テキスタイル・機能資材開発センター所長が「最近の衣料用機能素材について」をテーマにそれぞれ行う。